ノーマルシルエットを整えて安定感を引き出す
最新エアロフォルムの魅せる作りに注目 |
個性派コンパクトボックスとして、先日華々しくデビューしたbB。たしかにヤンチャ系を狙ってモディファイしていくには格好のシルエットなのだが、アダルトかつシンプルに仕上げようとすると……その個性の強さが邪魔になってくる。
そこで、bBをどのようにモディファイしていけばいいのか悩んでいるオーナー諸君に注目してもらいたいのが、ギャルソンのD.A.Dブランドに新しくラインアップされたばかりのZXエディションだ。
写真を見れば「こっちがノーマルのボディラインだったっけ?」と考えさせられてしまうほど、上質なアダルトイメージに仕上げられたシルエット。そして、ワイド&ローなたたずまいには、ミニバンを凌駕する落ち着きさえも伝わってくるだろう。
そのモディファイポイントをギャルソンの鈴木さんにたずねると、「ノーマル状態でヤンチャすぎるbBは、D.A.Dが目指すシンプルなラグジュアリーに仕上げるのが難しかったですね。そこでデザイン時は大幅にボディラインを整えようと考えたわけですが、ここで大きなポイントとなってきたのがフェイス部分。バンパータイプでなければ対処できない芸当ですけど、フロントグリルとヘッドライトの位置関係を見直してやると、かなり洗練されたイメージに導けました。このようにヘッドライトやテールなどに個性が残っていても、アイポイントを上手にまとめてやることで、ガラリとイメージは変えられるんですよ」とのことだった。
実際、撮影したデモカーの仕上がりは上々。ヘッドライトとグリルが並行位置に変えられたことでフェイスイメージは引き締まり、フロントバンパーまでスムーズに導かれたフェンダーラインが高級感漂う安定感を生み出している。
また、bBオーナー以外でも盗んでおきたいポイントが、メッキ類の使いこなしだ。黒ボディではどうしてもサイドセクションにのっぺり感が出てしまうのだが、小ぶりなエンブレムでバランスを整え、重厚感あるホイールデザインとメッキのフェンダーアーチでボトム付近へとアイポイントを下げた効果は大きい。
車高の下げ具合にもよるのだが、単純にインチアップするだけではサイドセクションがアンバランスとなってしまう。なので、エンブレムやメッキパーツを上手に使っていくモディファイ術は、積極的に採り入れておきたいところだ。
もちろん、エクステリアをシンプルかつ高級なイメージにしたなら、インテリアとのバランス調整も重要。濃色ボディであれば明るめのウッドパーツを使うなど、対照的なアクセント付けも効果的と覚えておきたい。
多くのユーザーから支持を受けているギャルソンだけに、コンパクトボックスの作り込みもやはり一流。ギャルソンbBは、もっとも注目しておきたい一台といえるだろう。 |
|