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Goo Parts 制動力強化大作戦!

ホイールでブレーキ性能を 最大限に引き出す!
軽量&剛性だけで
選べないホイール


 意外に知られていないが、ホイールのデザインによっては、いっきにブレーキ性能を落としてしまうことがある。そう、クーリング性能だ。レースの世界では500℃以上に達することは当たり前。F1ともなると、1000℃前後にまで達すると言われている。完全に覆われたデザインのホイールだと、クーリングができず、ローターはまったく冷えなくなってしまうのだ。それどころか、リム部分の形状でも、風の流れが止まってしまい、ローター温度は一気に上がってしまう。
 じつはレース用ホイールのデザインが、大きく変更されないのは、重量、剛性&強度、クーリングなどの条件を高次元でバランスさせようと思うと、同じところに行き着いてしまうと言われているからなのだ。
サスセッティングで ブレーキ性能は大きく変わる!?
タイヤのグリップ力は
サスセッティングで変わる


 フルブレーキングした時を思い浮かべてほしい。フロント荷重になり、リヤは浮き上がったような状態……。そう、2輪で言うところのジャックナイフだ。車高調とまでは言わないが、レートの高いスプリングに組み換えると……ブレーキフィールも大きく変わる。リヤ側のロック感は消えるが、イマイチ、止まらないような感覚になる。結論から言えばブレーキを強化したから、よく止まるようになり、コントロール性も高くなる、という単純なものではないのだ。
 サスとタイヤが高次元でバランスして、それにあったブレーキじゃないと、ベストな状態にはほど遠い。これらのチューニングパーツが、大まかながらもストリート/スポーツ/サーキットと分けられているのはそのためだ。
スポーツパッド選びの常識!
見栄っぱりは禁物
純正以下の性能になる!?


 最近のパッドメーカーのカタログには、ローター適正温度というのが表記されている。これがナニを意味しているのかと言えば「この温度域でもっとも性能を引き出しますよ」ってことだ。もちろん、その温度領域外でも、それなりの性能は出せる。  ただ、デメリットも多いということも知っておいたほうがいい。
 たとえば、設定温度域を超えてしまった場合、フェードを初めとするさまざまな問題が起きる可能性が高い。逆に達しないで使うと、本来の効きがでないばかりか、ローター面を攻撃して、ジャダーの原因にもなるし、磨耗も早い。しかし、設定温度域ですべてクリアするかというと、タイヤやサスとのマッチングも大きく影響するので、これも頭に入れて、ベストなパッドを選びたい。
ストッピングパワーを 大きく左右するタイヤのグリップ力!
グリップ力で
大きく変わるブレーキ性能


 グリップ力の低いタイヤだと、簡単にロックして、ABSが作動してしまう。これからもわかるように、ブレーキが持つ性能を引き出せるかどうかは、タイヤのグリップ力にかかっていると言っても過言ではない。
 そこでブレーキメーカーは、それぞれもっとも使われるであろうタイヤをセレクトして、そのグリップ力に合わせて、ブレーキパッドを開発しているケースが多い。
 ストリート用パッドは完全ノーマルのタイヤ&サスをテスト車に使い、峠やサーキットのスポーツ走行にターゲットおいたパッドは、スポーツサスにハイグリップタイヤ仕様を使う。当然、サーキットを攻めるためのパッドは、車高調にSタイヤ……と言った感じだ。サーキット用のパッドを、完全ノーマル仕様のクルマに付ければ……。ロックして、当然なのも十分にうなづける。
どのカテゴリーのクルマでも、タイヤ交換すれば当然、純正よりハイグリップになる可能性は高い。そのあたりも考慮してブレーキパッド選択を!
スポーツするためのブレーキは 制動力よりもコントロール性!
高いコントロール性で
バトルに勝つ!


 ストリートパッドとちょっとしたサーキットランでもネを上げないスポーツパッドの大きな違いは、コントロール性といっても過言ではない。高い温度域でも安定したペダルタッチが確保され、微妙なペダルワークも可能なのがスポーツパッドの特徴だ。
 ただ、弱点がないわけではない。ダスト量が多く、多少なりとも泣きがでるモノが多い。また、メタル材を多く使っているセミメタルやフルメタルと呼ばれているタイプでは、ホイールに付着したダストからサビが出ることもある。
 それなりの管理と妥協が必要だが、スポーツパッドならではのロックしにくい制動力、コントロール性、ペダルタッチの安定度を一度でも味わってしまうと……。間違いなく、次のパッドもスポーツタイプを選んでしまうこと請け合いだ。
重量級のMINI VANだからこそ チューンしたいBRAKE
ワインディングを下れば
わかるスポーツパッドの実力


 2トンを超える1BOXだというのに、キャリパーをチェックすると……。重量の軽いセダンと共通だったりする。乗用車でもひとりで運転しているときと、後席に友達を乗せたときでは、ブレーキの効きは明らかに違う。いつもと同じ感覚でブレーキングすると、止まれなくて焦りまくった経験……あると思う。そんな経験をする前に、パッドだけでも強化しておきたい。
 最近の重量級車種に絞り込んだRV用は、ダストも少なく、鳴きも少ない。ただ、純正に比べると、減りは早い。また、純正では止まらないから、ブレーキングポイントも手前になるところをスポーツパッドに付け替え、止まることがわかると、速度も上がり、ブレーキングポイントも奥になってしまう。
 過酷な状況でのブレーキングでは、減りが早くても納得しないとね。
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