創立から25年を経たホンダツインカムは、その名のとおりホンダ車専門ショップ。オリジナルのFEEL'Sブランドでチューニングパーツを豊富にそろえるメーカーでもある。
なかでもS2000は主力の車両としてオリジナルのパーツを豊富にそろえ、ハンドリングマシンとしての素材を生かす方向でのチューニングを得意とする。今回紹介するデモカーは総力を結集して仕上げたサーキットSPL。筑波サーキットをメインにタイムアタッカーとしてのノウハウをたっぷりと注ぎ込んだ。
得意とするエンジンはFT23Cと呼ばれるコンプリート。排気量を2271ccで拡大し、280馬力を超える出力を無理なく発揮できるように組み上げられた。このFT23Cをベースにさらに出力を高める方法として選択されたのが、ナイトロオキシサイドシステム、通称NOSと呼ばれる手法。NAのまま必要時にNOSを噴射させ、370馬力近い出力を手に入れることに成功。
この出力を有効に路面に伝えるためにシャシーもホワイトボディから仕上げ、点付けやスポット溶接をすることでオープンボディの弱点をカバー。さらに無限パーツでブッシュ類を固め、FEEL'Sダンパーと22soのスイフトスプリングによって有効なトラクションを得られるようにセットアップされている。
軽量化されたボディには軽量カーボンボンネットや前後のバンパースポイラーが装着され、カナードやリップでフロントのダウンフォースを稼ぎ、リヤにはGTウイングが装着されることでバランスをとる。