スピーカーを生かすためのオーディオシステムデザイン
ここまでスピーカーやそのセッティングについて勉強してもらったけど
ここではそのスピーカーをさらに生かすため
もうワンステップ上のシステムデザインについて知ってもらおう

高・中・低のそれぞれの音の帯域を3つの別のスピーカーに担当させるのが3ウェイシステム。図のようなフロント2ウェイ+サブウーハーが一般的なシステムだ。

サブウーハーは80Hz〜100Hzから下の低い周波数、ツイーターは3〜5kHzから上の高い周波数を担当。その間を担当するのがミッドレンジだ。
スピーカーをよく鳴らすため そう考えると各システムが見えてくる
ここまでは、スピーカーをよりよく鳴らすためのノウハウについて紹介してきたが、さらなるステップアップを目指すならばシステムの追加を目指すのがいいだろう。考え方は、やはりスピーカーの能力をフルに発揮させること。
たとえば、前ページまでで紹介したフロントスピーカーは中域から高域までを得意としているスピーカーなので、じつは超低域は苦手なのだ。だから重低音を充実させたいのならば、低域を補うサブウーハーの追加が効果的となる。おまけにフロントスピーカーの負担も減るため、中高域のクオリティもアップするのだ。さらに音の厚みも出るなど、音質アップに大きく貢献する追加ユニットといえるだろう。
このように、各スピーカーを適材適所に鳴らす“マルチスピーカーシステム”では低域をサブウーハー、中域をミッドレンジ、高域はツイーターと入力する信号を分ける必要がある。そんな役割を担っているのがクロスオーバー内蔵のヘッドユニットやプロセッサーだ。スピーカーをコントロールする多くの機能を備え、調整の範囲がさらに広がるのだ。
また、スピーカーをドライブするアンプも、別体の外部アンプにグレードアップすることでパワーとクオリティを一気に強化することができる。内蔵アンプの薄っぺらい音が深く厚みのある音になるなど、効果は大きい。
このようにスピーカーを中心としたシステムアップにはさまざまなアプローチがある。心地よい音を追求する世界はまだまだ深いのだ!

アンプ
アルパインPDX-5価格:7万8750円
B5サイズのボディに最新のクオリティがぎっしり
小型ボディに4ch+1chを備えたデジタルアンプ。フロント2ウェイ+サブウーハーをこれ1台ですべてドライブしてしまうので、お手軽さナンバーワン。





