スピーカーセッティングのキモ
1 バッフルボード
自然素材が豊かな音を生む

自然素材が好ましい取り付け時の必需品
純正の状態では、スピーカーとドアのインナーパネルとの間には樹脂のリングバッフルが挟まっている。しかしこのバッフル素材、じつは音に大きな影響を与えるのだ。だからスピーカー交換時には、バッフルの素材を厳選してよりよい音を引き出したいもの。そこで開発されたのがこの合板のインナーバッフルボードだ。3本のボルト・ナットで固定すので固定強度も十分。厚みと適度な強度を持たせることで、スピーカーを確実にインナーパネルに固定することができるパーツなのだ。
インナーバッフルボードを使うメリットは、確実にスピーカーを固定するので音の締まりもアップすること。さらにインナーパネルを補強する効果もあり、豊かな低域を再生することが可能なのも特徴。スピーカー取り付けの必須アイテムだ。
2 ツイーターパネル
取り付け方、位置、方向が肝心

高さや角度など取り付け位置がむずかしい
セパレートスピーカーの取り付けで大きなポイントになるのがツイーターの設置。この出来不出来で音が大きく変わってくる高音質のポイントになるからだ。しかし車種ごとに取り付け場所や角度などがバラバラ。ショップで取り付けをお願いでもしないと、一発でねらったサウンドを引き出すのはむずかしい。
そんな悩みを一気に解決するのがツイーターパネル。ミニバンやワゴン、軽自動車などの人気車種を中心として車種別に専用設計されたパネルは、アルパインのツイーター(適合ツイーター:DDL−R17S/R16S/R25T)がぴったりセットできる設計。角度や位置なども車種ごとに最適なサウンドを引き出せる位置が設定してあるので、取り付けるだけで最高のパフォーマンスを発揮できる。純正チックな仕上がりも美しい。
3 サウンドチューニング(デッドニング)
車種ごとに押さえるポイントが異なる

余計な振動を防震材で防ぐデッドニング
ドアに取り付けたスピーカーを、よりよい環境で鳴らすために必要となるのがデッドニングだ。スピーカーは前後に動くことで音を出しているが、この振動板の動きが周囲のインナーパネルや内張りなどを振動させてしまう。それが音のにごりにつながってしまうのだ。
そこでスピーカーの振動板以外の不要な振動を押さえるのがデッドニングだ。一般的には防振材と呼ばれるシート状のアイテムを振動するポイントに張り付けていく。しかし、デッドニングには「どんな種類の防振材」を「どれぐらいの量」、「どこに」張り付けるか、といった多くの要素があり、かなり奥が深いのだ。
本来は、使用するユニットや聴く音楽、ふだんの音量などさまざまな要素に合わせたオーダーメイドのデッドニングが必要なほど。DIYでやみくもに防振材を使って固めても、タイトな音にはできるが響きが失われることもある。クルマに適したデッドニングでねらったサウンドをぴたりと引き出すには、プロショップなどの高度なチューニングテクニックが必要になってくるのだ。
そんなデッドニングを簡単にこなせるアイテムもある。たとえばアルパインのサウンドチューニングシートは、車種ごとに張り付ける量、場所を指定してあり、説明書どおりに張り付けるだけでねらったサウンドを引き出せるのだ。内蔵アンプでアルパインのスピーカーを鳴らした場合を想定して、最適なデッドニングを施してあるのも特徴。
スピーカーのパフォーマンスをフルに引き出すための重要課題であるデッドニングをぜひ試してみよう!













