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スピーカーから考える ワンランク上のオーディオ術

スピーカーセッティングのキモ

1 バッフルボード

自然素材が豊かな音を生む

バッフルボード

自然素材が好ましい取り付け時の必需品

純正の状態では、スピーカーとドアのインナーパネルとの間には樹脂のリングバッフルが挟まっている。しかしこのバッフル素材、じつは音に大きな影響を与えるのだ。だからスピーカー交換時には、バッフルの素材を厳選してよりよい音を引き出したいもの。そこで開発されたのがこの合板のインナーバッフルボードだ。3本のボルト・ナットで固定すので固定強度も十分。厚みと適度な強度を持たせることで、スピーカーを確実にインナーパネルに固定することができるパーツなのだ。

インナーバッフルボードを使うメリットは、確実にスピーカーを固定するので音の締まりもアップすること。さらにインナーパネルを補強する効果もあり、豊かな低域を再生することが可能なのも特徴。スピーカー取り付けの必須アイテムだ。

バッフルボード

純正の樹脂製バッフルが付いていた場所にインナーバッフルボードをセットする。メーカーや車種ごとに形状が異なるので要チェック。

バッフルボード

まずは3本のボルト・ナットでインナーパネルに固定する。しっかりした合板のパネルなのでインナーパネルの補強にも役立つのがわかる。

バッフルボード

スピーカーは付属のタッピングでバッフルに固定する。がっちり固定することでユニットが本来持っている豊かな低音も再生できる。

アルパイン 車種別バッフルボードアルパイン車種別バッフルボード

価格:3675〜4725円

自然素材を採用。車種専用設計なので、取り付けも超簡単

アルパインのインナーバッフルボードは高密度のシナ合板を採用。トヨタ、ホンダ、スバル、日産、三菱、マツダなど各メーカーや一部車種向けなど幅広いラインアップが用意される。

2 ツイーターパネル

取り付け方、位置、方向が肝心

ツイーターパネル

高さや角度など取り付け位置がむずかしい

セパレートスピーカーの取り付けで大きなポイントになるのがツイーターの設置。この出来不出来で音が大きく変わってくる高音質のポイントになるからだ。しかし車種ごとに取り付け場所や角度などがバラバラ。ショップで取り付けをお願いでもしないと、一発でねらったサウンドを引き出すのはむずかしい。

そんな悩みを一気に解決するのがツイーターパネル。ミニバンやワゴン、軽自動車などの人気車種を中心として車種別に専用設計されたパネルは、アルパインのツイーター(適合ツイーター:DDL−R17S/R16S/R25T)がぴったりセットできる設計。角度や位置なども車種ごとに最適なサウンドを引き出せる位置が設定してあるので、取り付けるだけで最高のパフォーマンスを発揮できる。純正チックな仕上がりも美しい。

ツイーターパネル

セレナの場合は、ドアミラー裏のパネルをそっくり交換してそこにツイーターがセットされる形状。取り付け位置の高さ&角度も厳選されている。

ツイーターパネル

取り付けフックなどはすべて純正を利用しているので、ボディ側の加工は不要。純正パネルと交換するスタイルなので、取り付けもボルトオンで簡単。

ツイーターパネル

ツイーターはこのように裏側からネジで固定されている。ツイーターもがっちり固定することで音の響きが出たり輪郭のはっきりした音になる。

アルパイン 車種別ツイーターパネルアルパイン車種別ツイーターパネル

価格:3675〜4725円

高さ、角度などむずかしい取り付け位置を車種別に設定

オデッセイならダッシュ奥、エスティマはドアミラー裏など、車種ごとに最適な位置を設定してパネルを専用設計したこのアイテム。確実に性能を引き出すツイーター取り付けが可能になる。

3 サウンドチューニング(デッドニング)

車種ごとに押さえるポイントが異なる

サウンドチューニング(デッドニング)

余計な振動を防震材で防ぐデッドニング

ドアに取り付けたスピーカーを、よりよい環境で鳴らすために必要となるのがデッドニングだ。スピーカーは前後に動くことで音を出しているが、この振動板の動きが周囲のインナーパネルや内張りなどを振動させてしまう。それが音のにごりにつながってしまうのだ。

そこでスピーカーの振動板以外の不要な振動を押さえるのがデッドニングだ。一般的には防振材と呼ばれるシート状のアイテムを振動するポイントに張り付けていく。しかし、デッドニングには「どんな種類の防振材」を「どれぐらいの量」、「どこに」張り付けるか、といった多くの要素があり、かなり奥が深いのだ。

本来は、使用するユニットや聴く音楽、ふだんの音量などさまざまな要素に合わせたオーダーメイドのデッドニングが必要なほど。DIYでやみくもに防振材を使って固めても、タイトな音にはできるが響きが失われることもある。クルマに適したデッドニングでねらったサウンドをぴたりと引き出すには、プロショップなどの高度なチューニングテクニックが必要になってくるのだ。

そんなデッドニングを簡単にこなせるアイテムもある。たとえばアルパインのサウンドチューニングシートは、車種ごとに張り付ける量、場所を指定してあり、説明書どおりに張り付けるだけでねらったサウンドを引き出せるのだ。内蔵アンプでアルパインのスピーカーを鳴らした場合を想定して、最適なデッドニングを施してあるのも特徴。

スピーカーのパフォーマンスをフルに引き出すための重要課題であるデッドニングをぜひ試してみよう!

サウンドチューニングシートサウンドチューニングシートサウンドチューニングシート

今回取材したセレナの場合は、インナーパネルのサービスホールがすべて樹脂パネルでふさがれている特殊な形状。そのためサウンドチューニングシートを張り付ける推奨位置は内張り側だ。ボトルホルダー裏の空間や広いパネル面が処理されているのがわかる。一般的なドアの場合は、左の図のようにインナーパネルやサービスホールを埋めるように張り付ける場合が多い。

サウンドチューニングシートサウンドチューニングシート

サウンドチューニングシートは比重の重い4層の特殊シートを使用。張り付けるだけでインナーパネルや内張りなどの不要な振動を制御する効果を持っている。

車種別サウンドチューニングシートアルパイン車種別サウンドチューニングシート

価格:4200円

どこに張ればいいのか指示があるので、DIYでもできる

車種に合わせた張り付け推奨位置を数多く用意。愛車のドアのどこに張り付ければいいかが、図解でわかる仕組みになっているのが便利。最小限のサウンドチューニングシートで最高の効果を発揮する。


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