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スピーカーから考える ワンランク上のオーディオ術

まずは、スピーカーの種類を知っておこう!

ひと口にスピーカーといっても種類がある。ここではその種類と構造を理解してもらおう。
そうすることで、自分のクルマにどんなスピーカーがふさわしいか、判断するための材料になるのだ!

まずはスピーカーの種類を押さえよう オススメは「セパレート」タイプ

スピーカーを選ぶとき、さまざまなモデルがあってどれを選べばいいのか迷ってしまう。そこで基本的なスピーカーの種類について紹介しておこう。

ズバリ、オススメなのは“セパレートタイプ”と呼ばれるミッドレンジ(中低音を担当)とツイーター(高音を担当)が別々のユニットになっているタイプ。対して比較的リーズナブルなモデルに多い“コアキシャルタイプ”は、ミッドレンジの中央部分にツイーターを備えたタイプ。これには、ユニットがひとつで取り付けが簡単、1カ所からすべての音が出ることによる“まとまりのよさ”などのメリットもあるが、よりレベルの高い音をねらうなら、セパレートを選んだほうが高音質への可能性が高まるのだ!

その理由のひとつが“指向性”。スピーカーから出る音の、もっとも理想的な聴き方は、“真っ正面”で聞くこと。斜めから聴く(角度が付く)場合は音が小さくなる特性がある。だが車内では、スピーカーはドアに取り付けられ、とてもじゃないが正面から聞ける環境ではない。しかもこの角度による音量の差は、高い周波数ほど顕著。つまり正面で聞くとすっきりクリアな音でも、角度が付くと高域がスポイルされた音になってしまうのだ。ドアに取り付けたスピーカーの弱点がここにあるのだ。さらに図のように運転席側のスピーカーはリスナーに対して強い角度が付き、助手席側は比較的緩い角度になるのも問題点のひとつ。

そこで効果的なのがツイーターが別ユニットになったセパレートタイプだ。ドアスピーカーとは別に、ツイーターをダッシュの上やピラーなどに取り付けることができるので、リスナーの耳の位置に取り付けて正面近くにセットすることが可能になる。これによって指向性の強い高音のクリアさを確保。さらに音の高さ、広がり、奥行きまでをゲットできるオススメのセッティングなのだ。

いい音を手に入れるためにセパレートがオススメなのはそんな理由からだ。ユニットと取り付けをバランスさせて、ねらったサウンドを引き出そう!

コアキシャルタイプ

コアキシャルタイプコアキシャルタイプ
高音と中低音が同軸で出るまとまりのよさ、作業性のよさが◎

中央に見えるツイーターが高域を、周囲の振動板が中低域を担当するコアキシャルタイプ。すべての音が同じ音源から出るので、音のまとまりがよいのが特徴。また、純正ドアスピーカーとそっくり交換するだけで取り付けが完了する作業性のよさも魅力。最近のモデルではツイーターの構造を工夫して、ドア取り付けでも高域を持ち上げられる用にしたタイプも登場している。

アルパイン DDL-R17CアルパインDDL-R17C

価格:2万2050円

ツイーターコーンが回転して指向性の問題をクリア

大きくストロークしても安定した性能を発揮するDDリニア磁気回路を採用した、アルパインのコアキシャルモデル。回転機構付きのホーンツイーターで高域の指向性を調節する。

セパレートタイプ

セパレートタイプセパレートタイプ
音のセッティングはしやすいが取り付けや配線はちょっと大変

その名のとおりツイーターとミッドレンジを別ユニットにしたのがセパレートタイプ。ツイーターの設置位置に自由度が生まれるため、音の調整でも有利。音のクリア感、高さや奥行きなどを出すには有利。ただしドアへの配線に加えて、ピラーやダッシュ側にツイーター用の配線を分岐させて通す必要があるので取り付け性ではコアキシャルに一歩譲る。

アルパイン DDL-R17SアルパインDDL-R17S

価格:3万2550円

薄型ながら、高い再現力を持ったセパレートタイプ

17cm口径を持つアルパインのセパレートタイプスピーカー。DDリニア磁気回路の搭載や立ち上がりの早いデュアルエミッション・ツイーターを採用しているのも特徴。


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